identity crisis

回避的な私の日記です

お嬢さまことば速習講座

 ネタ的におもしろい本だなあと思いきや、結構真剣に読んでしまいました。

日頃から「すみません」という言葉に違和感があったわたしにとって、それ以外のことばを取り入れるのだと分かった事は収穫でした。そして「恐れ入ります」は知っていた以上に万能な言葉でした。

 お嬢様言葉の背景には基本的に健全な自己肯定感があります。それが独特のおおらかさと、相手を尊重し、相手の良いところに目を向ける心の余裕を作り出します。多くの人が、本来持っている思いやりや穏やかさを発揮できないでいるのは、意識の多くを自分を守ることに向けてしまっているからでしょう。

健全な自己というのは、(略)ニュートラルな状態だということもできます。そうしたニュートラルな状態にいてはじめて、自分と他人との区別をもつことができます。(略)

他人と自分との比較による無用の恐れと必要以上の守りの姿勢から解放され、その結果、物事を楽観的に捉え、常に平静で大らかでいることができるのです。 

 とあります。他人と自分との比較で勝手に苦しくなる事があるわたしは、ちょっとハッとしました。何をするにも、健全な自己肯定感が必要になる事を忘れていました。それと、意識の多くを自分を守ることに向けているというのはまさにその通りでした。わたしは他人を思いやりたいと思っているけれど、実際思いやっているのは自分自身に対してなのだと思います。ニュートラルな状態に果たして一度でもなったことがあったでしょうか。

 

自分でも気にしていた会話の間の取り方をもっとゆっくりとすることを心掛け、夫を相手にこのような言葉で接し、練習してみようと思います。お嬢さまらしい婉曲した嫌味がうまくなるといいなあ笑。

 

お嬢さまことば速修講座

お嬢さまことば速修講座

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