identity crisis

回避的な私の日記です

病院へ行かなくちゃの続き

やっとはてブなるものを使いだしましたがよく分かっていません(汗)かなりのネット音痴です。

病院へ行かなくちゃのその後の話です。

 

休職期間中は心が軽かったー。今日お休みしますコールを上司にかけなくてもいい解放感ときたら。新型うつという言葉もあるけれど、それに近い状態だったのでしょうね。ひとりランチに出かけたり、買い物に行ったり、これがずっと続けばいいのにと思っていた。でもそんな楽しい時間は長くは続かない。

 

休職明けて出勤の日。とても緊張したし不安も強かったけれど、でもまた頑張れるかもしれないと淡い期待を胸に抱いて出勤しました。そんな生ぬるいもんじゃないと後々思い知ることになるのに。

 

不安を抱えながらも職場に到着し白衣に着替え、朝の挨拶をすると、そそくさと返事をし足早にわたしの前から去る同僚。

デスクに座ると、何事もなかったかのように存在を無視されて、みんなでお喋り。ひとりでぽつーんと透明人間のようになったかのような痛々しいわたし。話を振られることもなく、誰もわたしを見ようとはしません。会話には全く入れません。ただ固まるだけです。そういうわたしの反応が楽しくてか、同僚ははしゃぐはしゃぐ。そんな同僚たちの威圧感に脚が震えだして、やっぱりもうここには復帰できないと感じました。上司に話しかけると「みんなはね、病気のあなたにどう接していいのか分からないの」と言われました。

 

ここは病院だし、わたしたちの仕事は患者様を援助すること。援助を仕事にしている人たちが、病気のわたしの扱いに困っているから、一言も話しかけられないという事でした。こんなわたしの扱いに困るなら、患者様に対応することなんて到底成り立たないのではないか?と、強い違和感を感じました。今思うと、多分これは上司公認のいじめなんだと思う。

 

もっともっと積極的に色々と分からない事は聞けと言う。質問すると、なんでそんな事質問するんだと怒られる。そんなこと聞いてどうするの?意味あるの?と言われる。段々と話しかけづらくなる。聞きにくくなる。そうすると、やる気がないとみなされる。やる気はあるから、頑張ろうとする。空回りする。みんなの前で怒られる。評価が低くなる。意欲減退する。孤立する。痛々しいわたしを誰も相手にしない。更に孤立する。寂しい。自分は何も出来ない無能な奴。上司は同僚を褒めちぎる。同僚は、上司をお父さん、お母さんと呼ぶ。わたしはファミリーじゃない。呼べない。入れない。仲間外れ。孤独。惨め。四面楚歌。

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photo by Xabier.M

病気のわたしにどう接していいか分からないから、みんなでお弁当を頼む時もわたしには声をかけず、他の人にはお弁当頼む?と聞く。お昼休みは、時間通りにわたしが仕事に戻ってきても、あえて上司がいる前で××さん(わたし)お昼休みいつも長くない?と言う。

 

わたしが言うことが相手に伝わらない。日本語が通じない。意味が通らない。わざとそうしている?上司にそう感じました。伝えることが全部違う意味に捉えられてしまう。悪く捉えられてしまう。偏見で頭ががちがちなのか?なんでそう思っちゃうわけ?どうしたらそう聞こえるの?わけが分からなくなる。こんなに話が通じない人が対人援助職? 話すことが怖くなる。伝えるのが怖くなる。コミュニケーションが取れない・・・

 

わたしは再び心療内科の担当医に、同僚や上司の対応に理解がなく、職場復帰は無理だと思うと伝えました。そして自分には対人援助職は向いていないことも言いました。先生は、「病院に勤めている人たちが、あなたにしたような対応をとるのはあまりに理解不足です。果たしてそのような態度を取る人たちに立派な対人援助が出来るのか甚だ疑問です。また、勢いのある気が強い人ばかりが好まれるわけではないです。あなたのような物腰が柔らかい人に援助されたいと思う患者さんもいるはずです。それに、大きな病院ではなくて、少し規模の小さいこの心療内科のような病院に勤めるとまた違うと思う。理解のない上司のいる今の職場は辞めた方がいいかと思います。」とのことでした。

 

思い出したけれど、わたしはSADぽいということをその担当医に言ってなかったのです。なぜか言わなかったのです。言えなかった?のかな多分。だからただ「うつ状態」であるという診断でした。このままだと本当にうつ病になるから辞めなさいという事だったのです。

 

夫も辞めることに賛成してくれていたし、わたしは職場を去りました。こんな病院なら入らなきゃよかった。他に採用通知をくれた児童相談所に決めていればよかった。後から後悔ばかりしました。悔いても戻れないのに。

 

仕事を辞めた後は徐々に体もほぐれていきました。心と体は一心同体で、心が身動きできない状態の時は、体もカチカチになってしまうのだと分かりました。通勤をしなくてよくなったら、泣くこともなくなったし、日曜日の夕方のあの重苦しさも薄らいだし、食欲も出てよく眠れるようになりました。

だけど、病院はすっかり苦手になってしまいました。でも、そろそろもう大丈夫なはずです。いつのまにかシミのついていた白衣も処分することに決めました。あとは心療内科の予約を取るだけですね。